「色」にはさまざまな効果があります。
心を落ち着かせたり、集中させたり、興奮したりあせたり。
その力を味方につけて、勉強の後押しにしたいですね。
色についての予備知識
色が心理学的に与える影響
それぞれの色には、それぞれのイメージ(印象)があります。
例えば、リクルートスーツには紺色が圧倒的に多いです。紺という色に青色の持つ清潔で冷静、素直な印象と、黒がもつ力強いそして礼儀正しい印象が働き、就職活動においてよい印象を与えるからです。
ほかにも、休憩スペースに意図して観葉植物が置かれていたり、壁紙に緑や茶色といった色が使われていたりするのも、リラックスするのをサポートする色だからです。
勉強においても、視界にはいる勉強道具、インテリアの色に注目して選ぶことで、よい効果を受けることができます。
資格勉強に効果的な色
まず、一般的に勉強をするときに意識する心理的な状態と、11色の色とを相対的にまとめてみました。
集中は勉強をする上で必要な要素のひとつ。
しかし、集中しすぎてしまうのは、長くなりがちな勉強生活のなかで疲れて、勉強をやめてしまう原因にもなります。
適度に散漫であることも実は重要です。
また、気を引き締めるのは試験3日前からは必要かもしれません。
しかし日々の勉強では、リラックスできる環境の方が適しています。
一般的に勉強であったり、試験対策でみかたになってくれる色は青。
適度に集中し、心は緩みすぎることなく落ち着いた状態。勉強をするには最適な心理状態です。
しかしこのブログでは、肩の力を抜いて、らくらく簡単に資格取得を目指していますので、表からすると緑や桃が最適色。
けれど、結局は好みも大切。勉強道具やインテリアで色をまよったら、参考にしてみてください。
同じ色でも彩度や明度でこんなに違う
色については青が一番勉強のみかたになってくれることがわかりました。しかし、青は青でも色々な青がありますよね。同じ青なら、どの青を選ぶとよいのかを考えていきます。
色には明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)という仕様があります。これらが異なると、同じ青でも少し印象が変わってくるのです。
下表には横軸に明度、縦軸に彩度をとっています。
明度が低いほど、強い、かたい印象。逆にメイドが高いほど、軽快でやわらかい印象。
彩度が低いほど、落ち着いた地味な印象。高いほど、活発な印象。
これからの勉強のスタンスにあわせて、これらも少し気にして見ると、快適に勉強ができるはずです。
大人の資格取得には、右下のくすんだ水色が一押しです。ゆったり、ぼちぼちいきましょう。
色についてもっと学ぶには
色に興味を持たれたかた、ぜひもっと深く学びましょう。
色の知識は勉強道具やインテリアに限らず、服を選ぶ時やプレゼントを選ぶ時、車の色を選ぶときにだって手助けとなります。
資格としては、色彩検定とカラーコーディネータ検定が有名ですね。
資格取得と日常生活を少し豊かにできる。一石二鳥の資格です。
まとめ
勉強はかたちから入るのが実は重要です。
シャープペン、ノート、消しゴム一個とっても勉強を後押ししてくれる色を選ぶことができれば、合格をほんの少し手繰り寄せることができるのではないでしょうか。
合格と不合格はそんな、ほんの少しの違いで左右されてしまうものですよ。
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